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宮城県仙台市は、住みやすさが評価される魅力的な街です。
豊かな自然環境や文化の中心地としての魅力、さらには教育、文化施設なども充実しています。
この記事では、宮城県仙台市の魅力的な地域の特色などに焦点を当て、なぜ仙台エリアが住みやすいのか、詳しく解説していきます。
仙台市は宮城県に位置し、東北地方の中央部に広がる都市です。太平洋に面しており、海と山に囲まれ、美しい自然環境に恵まれています。
仙台駅周辺には近代的なビルやショッピングモールが立ち並び、活気溢れる都市の一面も見受けられます。
また、仙台は教育・研究の拠点としても知られ、多くの大学や研究機関が集まっています。
政令指定都市は、一般的に行政の効率性が高まります。
そのため、さまざまな行政機関や施設が集約され、行政サービスの充実が図られます。
交通・物流の面でもメリットがあります。交通網や物流インフラの整備が進み、交通の便が良くなります。ビジネスや観光の拠点としての魅力が高まり、地域の発展が促進されやすいといったメリットが挙げられます。
さらに仙台市は商業都市のイメージが強いですが、さまざまな業種の企業がバランスよく存在している街ともいえるでしょう。
首都圏からの交通の利便性も高く、大手企業の支店なども多数存在します。
東京からは新幹線で約1時間30分程度でアクセスできます。東北各地へは新幹線や在来線、高速バスなどで気軽に往訪できるところも魅力でしょう。そのため、東北地方へのハブポイント的な役割なども果たしています。
また仙台が住みやすいといわれるポイントの一つに、業種のバランスの良さや、選ぶ職業の多様性などもあるでしょう。
仙台の気候は、夏は涼しく、冬の寒さが穏やかで雪も少ない地域です。東北といえば豪雪をイメージする方も多いと思いますが、仙台は比較的積雪が少ない気候です。
また夏の日中は近年、高温になることもありますが、夜になるとある程度気温が下がります。海側ではあるものの夜の気温は比較的低く、過ごしやすい傾向にあります。
「仙台の気候」については、こちらの記事もお読みください。
仙台を初めて訪れる方、転勤で仙台にお住まいをお探しの方など是非参考にしてください。
このように住みやすいといわれるいくつかのポイントを解説してきました。次は情緒的な観点も含め、仙台の特徴を紐解いていきます。
次は仙台市の特徴を、歴史、文化、自然、四季、食文化の5つのポイントでみていきましょう。
仙台藩は1600年代初頭、外様大名であった伊達政宗が治めた藩でした。そのため伊達藩と呼ばれることもあります。
当初は、現在の岩出山に仙台城はありましたが、千代城を仙台城と改称し現在の青葉山に移築しました。さらに城下町も整え、その当時の人口は5万人と推定されています。この影響から今もなお仙台は政治や経済、文化の中心地となっています。
現在でも、仙台市内には仙台藩の遺産として多くの歴史的建造物が残されています。代表的なものとしては、仙台城や瑞鳳殿、旧藩主伊達家の居館であった仙台藩歴史館などがあります。これらの建造物は豪華な装飾や緻密な工法で知られ、当時の藩主の威厳や文化の粋を伝えています。
仙台市は現代でも東北地方の中心であり、政治や経済、文化の活動が盛んです。また、仙台は東日本大震災の震源地でもありましたが、復興の取り組みや人々の強さも注目されています。
仙台市は県庁所在地で、東北地方の経済・政治・文化の中心都市であり、多くの大学や研究機関が集まっています。
また、仙台市内には多数の博物館や文化施設があり、伝統的な行事や文化イベントも盛んに行われています。実際に歴史や文化に触れられる施設も多くあり、一部を抜粋してご紹介します。
公園に隣接していたり、建物自体が歴史的建造物だったりと非常に魅力的なポイントが多く存在します。是非一度訪れてみることをおすすめします。
仙台は中心市街地からほど近い場所に、山々や豊かな緑に囲まれたエリアが存在します。例えば、近隣の山岳地帯ではハイキングや登山が楽しめます。
さらに、仙台市近郊には蔵王山や鳴子温泉などの名所もあります。蔵王山は四季折々の美しい風景や温泉地として知られており、登山やスキーなどのアウトドアアクティビティも楽しめます。鳴子温泉は仙台市から車で1時間ほどの距離にあり、源泉掛け流しの温泉地として人気です。
また、仙台市は太平洋に面しており、海も近くにあります。松島湾は仙台市から車で30分ほどの距離にあり、美しい景観が広がる日本三景の一つに松島があります。島々や岩場が点在し、海と緑が融合した風光明媚な景色が魅力です。
仙台の中心市街地から近くの山や海は、豊かな自然環境を楽しむには理想的な場所です。観光やレジャー、リフレッシュに最適なスポットが点在しており、四季折々の風景やアクティビティを通じて自然の魅力を存分に堪能できます。
春はお花見の名所である榴岡公園や西公園、河川敷など多くの場所で花見が楽しめます。夏は青々とした緑と爽やかな風が心地よく、公園や海辺でのレジャーやピクニックが人気です。
秋は紅葉が美しく、公園や山々が鮮やかに彩られるなかで、東北の風物詩である芋煮会をする姿が見受けられます。
「芋煮会」についての詳しい内容はこちらの記事もお読みください。
冬には雪景色が広がり、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツも気軽に楽しむことができます。
仙台市は海に面しているため、新鮮な海産物が豊富で食文化に大きな影響を与えています。新鮮な魚介類を使用したお寿司なども有名ですが、なかでも、海のパイナップルといわれるホヤや海のミルクといわれる牡蠣も人気です。
また、魚をすり身にして、笹の形にして蒸し焼きにした笹かまぼこも有名です。
仙台市周辺には豊かな自然があり、山の恵みも豊富です。春には山菜、初夏にはずんだ餅の原料である枝豆、冬にはせりなど地元ならではの食材も多く出回ります。
宮城県や北海道を中心に水揚げされる貝類です。ほやの旬は冬から春にかけてとされています。
栄養価が高く、特にタウリンや亜鉛、ビタミンB12などが豊富に含まれています。さらに、ほやは独特の歯ごたえと甘みを持ち、酢の物や刺身、塩辛状や干物で酒の肴としても楽しめます。
笹かまぼこは、仙台の伝統的な食べ物で、地元の名物として親しまれています。伊達政宗公の時代に、笹を使って包まれていたことから笹かまぼこといわれています。(諸説あります)魚のすり身を笹の葉で包み蒸してつくられていましたが、現在では、笹の葉の型に入れて蒸されて製造される方法がほとんどです。
魚を主な原料としていることから、たんぱく質やビタミンが豊富です。
ずんだは、枝豆の薄皮を取り、練り潰して作られる伝統的な和菓子などに用いられる、あんです。ずんだ餅は、餅にずんだあんをのせたり、つつんだりしたもので、甘さと塩気が絶妙に調和しています。
ずんだは、枝豆を主原料としているため栄養価が高く、食物繊維やたんぱく質、ビタミンなどが含まれています。仙台に訪れた際には是非お召し上がりください。
四季折々の美しい風景や、豊かな文化、そして美味しい食べ物など、魅力溢れる街である仙台は訪れる人々を魅了し続けています。
次は、訪れたい!住みたい!と思えるようなお祭りやイベントをご紹介します。
仙台の街並みといえば、ケヤキが有名です。ケヤキは、非常に丈夫で耐久性があります。乾燥や湿度の変化にも強く、風雨や寒暖の厳しい条件でも生育することができます。そのため寒暖差のある仙台でも丈夫に育ち、綺麗な街並みに貢献しています。
歴史的背景としては、仙台空襲で焼け野原になった街並みを復興するために植えられたことが始まりとされています。
いまではこのケヤキ並木を中心にさまざまなお祭りや市民イベントなどが開催され、カフェや商品名などにも使用され、市民から愛される街並みとなっています。
それでは、そのケヤキ並木を中心にした代表的なお祭りをご紹介します。
仙台市の中心部で5月に行われる伝統的なお祭りです。伊達政宗公を祀る青葉神社神輿渡御や山鉾、すずめ踊りなどが披露されます。
1655年仙台東照宮例祭「仙台祭」が起源となっています。特徴はスケールの大きさと絢爛豪華な山鉾で歌舞伎や故事など、さまざまなものが題材とされていました。
この後、明治18年に開催された「政宗公没後二百五十年祭」では、各町内から山鉾巡行、国分町の男女100名程がすずめ踊りをおどったことが記されており、今の青葉まつりの原型となったといわれています。
昭和10年(1935)には「伊達政宗公没後三百年祭」が盛大に行われ、青葉山の天守台に騎馬像が設置されました。
その後、昭和31年〜42年まで仙台商工会議所等が主催した仙台青葉まつりが開催され、現在の姿となります。すずめ踊りとともに仙台市民はもとより、全国、世界へも伝統的なお祭りとして発信し続けています。
仙台の七夕は、旧暦の七夕である8月6日から8月8日にかけて開催されます。前夜祭として8月5日には花火大会が実施されます。
七夕の歴史としては、江戸時代に遡り伊達政宗公が七夕に関する和歌を8首詠んでいることからすでに七夕の行事を取り入れてたとされています。
不景気や戦争などの影響により衰退するものの、現在の仙台の七夕まつりは観光イベントとして発展しており、商店街を彩る七夕飾りはもちろんのこと、市民広場でのステージイベントや宮城の食文化を楽しめるイベントなども開催され、全国からの観光客を魅了しています。
このように、仙台のお祭りである七夕は、長い歴史の中で復活と発展を遂げ、仙台の街を彩る大きなイベントとなっています。
仙台市の冬の風物詩として1986年に市民ボランティアが実行委員会を立ち上げ、定禅寺通りと青葉通りで初めて開催されました。
企画の経緯は「子どもたちの笑顔をみたい」「葉が散ったケヤキがさみしい」「小さな豆電球で仙台の街を照らしたい」という願いからだそうです。いまでは名物となった、スターライトウィンクやサンタクロースパレードなどのイベントも数々おこないました。その後、東日本大震災でLED電球は被災しましたが、全国から支援されたLEDを使用して復興をアピール。
今では毎年冬の風物詩として、幻想的なイルミネーションで、市民や観光客に楽しい光の世界を提供しています。
このように魅力的なお祭りやイベントもたくさんある仙台ですが、各地からのアクセスもご紹介します。
仙台市は、陸空海とも非常に充実した公共交通網が整備されています。
それぞれ解説します。
複数の高速道路が利用可能です。
主に利用されるのが、東北自動車道です。例えば、東京からは東北自動車道を利用し、約4〜5時間で仙台に到着します。
そのほか、東北中央自動車道、東北南部自動車道、仙台宮城国際空港自動車道などがあります。
東北新幹線を利用することで、例えば東京から仙台までは約1時間30分〜2時間で到着します。
在来線各種も乗り入れており、東北本線、羽越本線、仙山線、仙石線、石巻線などがあり、山形、岩手などの近隣県からのアクセスもできます。
また仙台市営地下鉄は南北線と東西線でのアクセスが可能です。
仙台空港は仙台市から約13キロメートル離れた場所に位置しています。国内外から直行便が多数運航されており、仙台駅までも電車とバスでの移動が可能です。
関西や九州や四国からのアクセスには、飛行機が便利でしょう。
仙台は首都圏からのアクセスもよく、商業地としても便利な街、仙台。
さらに海や山にも近く、休日にはアクティビティなども楽しめます。また季節の風物詩や自然の恵み豊かな食材も魅力的です。
まだ訪れたことのない方は、今回ご紹介したお祭りなどをきっかけに訪れてみることをおすすめします。
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