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職場や学校、知人の家など、どのような場所でも、その場所独特のにおいがあるものです。店舗ならなおさら、その業種によりさまざまなにおいがするでしょう。そのにおいが不快だったり、健康を害するようなにおいだったりするのは避けたいものです。
ここでは、家庭においての「におい」を中心に、原因を確認しつつ、その予防や消臭対策をご紹介します。
部屋のにおいには必ず原因があります。よくある部屋の「におい」について、その原因であるにおいの元を詳しくみていきましょう。
汗や皮脂は、特にソファや寝具、カーテンなどの布製品に染み付き、段々と部屋のにおいの元になっていきます。厄介なのは、体臭や汗などご自身のにおいは気づきにくく、他の方にとって不快なにおいになってしまうことが多いでしょう。
特に汗で蒸れた靴は、においの元となりやすく、玄関は要注意です。
タバコのにおいの原因は、タバコに含まれる添加物にあります。そして、煙から出るヤニはタールという成分が関係しており、肺が黒くなる原因ともいわれている成分です。そのヤニは、部屋の壁紙やカーテンにこびりつき、部屋全体が茶色っぽく、タバコのにおいが染みついてしまいます。
どうしても部屋で喫煙をしたい方は、換気を行ったり、空気清浄機を活用したりなど、環境面に配慮することが重要です。
そして特に注意が必要な方は、賃貸契約でお住まいの方です。タバコのにおいやヤニによる汚れは、借主が修繕費を負担することもありますので注意しましょう。
キッチンでは、調理で出た生ゴミや、肉や魚を調理した時のにおい、ネギなどのにおいが強い食材、コンロや換気扇の油汚れ、排水溝などがにおいの元になります。
トイレは、水できれいに流したつもりでも、その際に飛び散った見えない汚れが便器の縁や壁紙、床に溜まり、それが嫌なにおいの元となります。この飛び散った汚れは尿石といい、尿に含まれるリン酸カルシウムが尿素やタンパク質などと結合することでできます。この尿石に雑菌が増殖して、不快なにおいを発生させる原因となります。
お風呂場や洗濯機の周辺は湿気が溜まり、カビが発生しやすいです。特に洗濯機置き場は掃除がしにくく、カビが繫殖したりほこりが溜まったりと、嫌なにおいの温床になります。
水回りに繋がる排水管もまた、においの元になります。排水管内に溜まったゴミにはヘドロがつきやすく、カビや油分、細菌などが固まって不快なにおいを発生させます。
ペットの体臭や排泄物のにおいも人間の汗のにおいと同様、布製品や壁紙に染み付きます。しかし、毎日一緒にいる飼い主は、ペットのにおいに気づかないことが多いため来客時などには注意しましょう。
エアコン内部のカビが原因で、エアコンからの風がにおう場合があります。エアコンは部屋全体に風を送り込み室温を調整するため、部屋中ににおいが充満します。
特に気温差が激しかったり、クリーニング機能がないエアコンの場合は、結露によって内部にカビが繫殖しやすくなります。そのカビが原因となりにおいの元になります。自動クリーニング機能がないエアコンの場合は、夏場クーラーやドライ機能を使い、シーズンオフになる前に、ご自身でクリーニングをするか、暖房や送風運転などで内部の水分を無くしておくと良いでしょう。
梅雨時などに家の中に洗濯物を干していると、洗濯物の生乾き臭に悩まされることがあります。洗濯物の生乾き臭は、湿気による菌の繫殖が原因です。洗濯物を部屋干しする場合は、扇風機やサーキュレーターなどで風を送り、できるだけ短時間で菌が繫殖する前に洗濯物を乾かすようにするとよいでしょう。
住まいが新築の場合や新しい家具を購入した時には、建材から出る接着剤や塗料のにおいがすることがあります。よく、新築のにおいがするといいますが、そのにおいの元は、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなどの化学物質が使われているケースもあります。シックハウス症候群や化学物質過敏症など健康に重大な影響を与えかねないので十分に注意しましょう。
昨今では、体に優しい建材や接着剤、塗料などを使用する企業も増えており、気になる方は、お家を選ぶ際に建築会社に相談してみましょう。
日常生活のなかで、においの発生は避けられませんが、嫌なにおいの発生を抑えてより快適に暮らすことは可能です。
以下は日常生活のなかで、においを抑制するための対策を7つのポイントでご紹介します。簡単にできることばかりですので、参考にお試しください。
ゴミはため込まず、収集日に必ず捨てるようにしましょう。特にキッチンから出る生ゴミは水分が多いため、雑菌が繫殖しやすくなっています。においも強烈なため、新聞紙などで水気を吸いとり、ビニール袋に入れてから捨てるなどの工夫も有効です。キッチンから家全体に、においを拡散させないように注意しましょう。
こまめにゴミを捨てることと同じくらい、掃除をして家を清潔に保つことも重要です。特にエアコンやキッチンの換気扇、水回りは定期的に掃除をして、油汚れによるにおいの拡散やカビの発生を防ぎましょう。
布製品は、においをよく吸着します。特に布面積の大きいカーテンや寝具を洗濯することは、におい対策として有効です。なかでも寝具は、直接汗や体臭を吸収するため、においの原因となります。布製品にしっかりと染み付いたにおいは、簡単に取れるものではないため、こまめに洗濯するようにしましょう。
ソファやクッションなど、洗濯機で洗うことができないものは、除菌スプレーや布製品の洗濯洗剤などを使用するとよいでしょう。また、定期的に干したりすることで、においを防ぐこともできます。
換気は、におい対策の基本です。2箇所以上の窓を開けて空気の通り道を作り、家にこもった空気を適宜入れ替えましょう。その際、キッチンの換気扇を回したり、扇風機やサーキュレーターを使ったりするとさらに効果的です。特に湿気がこもりやすいクローゼットやお風呂場は、カビの発生を抑えるためにもこまめに換気をしておきたいですね。
「換気」については、こちらの記事も是非お読みください。
部屋の消臭には「換気」が重要!換気システムの種類とは?|株式会社フルハウス 住まいのコラム
部屋の空気中には、ほこりや菌が無数に漂っています。それらが部屋の隅やエアコンのフィルターに溜まると、カビや細菌が繫殖して不快なにおいを放ちます。最近の空気清浄機は、空気中のほこりや微細な花粉、細菌もキャッチするため、におい対策としても有効です。
消臭剤の使用も、手軽なにおい対策の一つでしょう。部屋のにおい対策には、まずにおいの元を消臭すること重要です。芳香タイプの消臭剤を置いてしまうと、においが混ざってしまい、本来の芳香効果が得られず悪循環になる可能性もあります。そのため、芳香剤ではなく、においを吸着・消臭するタイプの使用がおすすめです。
湿気のこもりやすいクローゼットや押入れ収納に置くと効果的なアイテムが除湿剤です。
湿気や汗などの水分を同時に除去できます。洋服ダンスに入れるものや、ハンガーのようにクローゼットにかけられるタイプの除湿剤も市販されているため、湿気のこもりやすい場所に応じて使用するとよいでしょう。
多孔質(微細な穴が無数に空いている)の炭には、湿気やにおいを吸着・消臭する性質があります。木炭や竹炭など素材は様々で、炭を使用した消臭剤など、幅広い用途の製品があります。
天日干しをするなど、繰り返し使用できるのもおすすめポイントです。
畳に使用される、い草には消臭・吸湿・抗菌作用があり、特にアンモニア臭の除去には有効です。日本で古くから親しまれている天然素材でアロマ効果も期待できます。
オゾンは、細菌やウイルスを不活化することで知られ、花粉の除去にも有効です。ホテルの宴会場などに使用される業務用のものから、最近では電池式の省電力・小型のオゾン脱臭器が市販されています。使用場所としては、下駄箱、トイレ、キッチン、ペットグッズの周りに置くと効果的です。
においの中でも、特にご自宅の生活臭についてはご自身では気づかないものです。より快適に、そして健康に暮らすためにも、日頃からのにおい対策はとても大切です。部屋のにおいが気になったら、記事内でご紹介した対策をお試しください。
市販されている消臭グッズは数多くあるため、ご自身が対策したい場所にあったアイテムを探してみましょう。
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