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住宅を購入する際の「周辺環境」をチェックするポイント6選

住宅を購入する際に、快適に生活できるかを左右するのは、住宅の設備や間取りだけではありません。

日々の生活を快適にするには、住宅の周辺環境も大切です。

住宅だけにこだわって購入すると、周辺環境に問題があり、思わぬ落とし穴にはまることがあります。

住宅は購入すると気軽には引っ越しできないため、事前に周辺環境をチェックするようにしましょう。

そこで今回は、住宅を購入する際の周辺環境のチェックポイント6選を紹介します。

6つのチェックポイントすべてを確認すれば、快適な住環境を見つけられるので、ぜひ最後までご覧ください。

住宅を購入する際の「周辺環境」

周辺環境が与える影響とは?

住宅を購入する際は、多くの人が間取りや設備・デザインの雰囲気などを細かくチェックしますが、周辺環境も確認することが大切です。

生活の質は、過ごす環境により大きく変化します。治安が悪い地域では夜間は気軽に外出できなくなり、工場が近い場所は作業音やトラックの走行音が気になり、落ち着いて生活できません。

また、住民の質が悪いとゴミ置き場の管理が雑だったり、日常的に言い争う声が聞こえてきたりします。

住宅自体を気に入り購入することも大切ですが、生活に大きな影響を与える周辺環境も重要です。住宅を購入してしまうと、なかなか引っ越しはできないため、事前に周辺環境をチェックしておきましょう。

周辺環境チェックポイント6つ

周辺環境は、商業施設や学校などの公共施設・交通の便などを確認することが大切です。

ここでは、周辺環境のチェックポイントを6つ紹介します。

すべてをチェックするのが難しい人は、自分が重視するポイントをメインに確認してください。

商業施設

毎日の生活に欠かせないスーパーやドラッグストア・コンビニなどの商業施設が近くにあると、買い物の負担が減ります。

スーパーは品揃えや店舗の大きさ・価格帯などをチェックしておきましょう。品揃えが豊富なスーパーであれば、毎日の献立を考えるのが楽になり、バラエティ豊かな食事を作れます。

ただし、地域によっては高級なスーパーしかないケースもあります。健康的で質のよい食材を使いたいのであれば問題ありませんが、食費を抑えたい方には向いていません。庶民的な価格帯の商品を扱っているスーパーがあるかのチェックが大切です。

また、夫婦共働きで昼間に買い出しができない場合は、営業時間も確認しておきましょう。夜10時以降や24時間営業しているスーパーがあると、時間に追われずに買い物ができます。

コンビニは徒歩5分圏内が目安です。

徒歩5分圏内であれば外出が苦にならず、気軽に買い物に出かけられます。お金を降ろしたり、水道光熱費の支払をしたりと、日々の生活のちょっとした用事を済ませられるので、コンビニの存在は重要です。

同じように、ドラッグストアも住宅の近くにあると便利です。最近のドラッグストアは、調剤も24時間体制で対応している店舗があります。

会社の休み時間に病院を受診して、薬は自宅近くのドラッグストアで処方してもらうなど、便利に活用できます。子どもの急な発熱などで、解熱剤をすぐに買いにいけるのも嬉しいポイントです。

ショッピングモールなどの大型商業施設が近所にあれば、休日の遊び場として利用できます。

夕飯の食材やファッション関連・子ども用品など、さまざまな施設がそろっているので、1か所で買い物を済ませられます。

キッズコーナーで子どもを遊ばせたり、息抜きで映画を見たりと、多目的で過ごせて、生活の質が向上するでしょう。

住宅を購入する際の「周辺環境」

学校や病院、市役所など、公共施設への距離やアクセス

公共施設が整っているかは、自治体の考え方が反映されていて、住みやすい地域なのか判断するのに役立ちます。

学校までの距離

文部科学省が発表した「文部科学省説明資料」では、通学距離の目安を示しています。

・小学校:4km以内

・中学校:6km以内

ただし、学校の統廃合などにより距離の目安が適切に機能しないケースもあるため、通学時間を1時間以内とする目安もあります。

この通学距離の目安は、徒歩と自転車を合わせた距離です。小学生が徒歩だけで4kmの距離を通学するのは、とても大変です。そのため、小学校への理想的な通学距離は、1km以内と言われています。時間にすると徒歩で15分以内です。

通学距離が長くなると、帰宅してから友達と遊んだり、勉強をしたりする時間が少なくなってしまいます。習い事をしている場合は、親が迎えにいくなどの対応が必要になることもあります。

子どもに落ち着いた生活をさせるためにも、小中学校が1km以内にある場所を探してみましょう。

住宅を購入する際の「周辺環境」
病までの距離やアクセス

基本的に病院は、スーパーなどのように徒歩圏内である必要はありませんが、車で30分以内の距離にある地域を選びましょう。

ただし、持病があったり、小さな子どもがいる場合は、病院に通う回数が多くなるため、できるだけ近くにあると便利です。

また、出産の予定がある場合は、産婦人科の近さだけでなく、女医の有無・無痛分娩への対応・個室を選べるかなど、ご自身の希望により事前に確認しておきましょう。

住宅を購入する際の「周辺環境」
市役所への距離

普段の生活ではあまり意識されませんが、市役所に行く機会は意外と多いものです。例えば、以下のような場合に市役所を訪問します。

・住民票や戸籍謄本・印鑑登録証明書などの取得

・婚姻、離婚などの届出

・引っ越し時の転入、転出の届出

・マイナンバーカードの申請や受け取り

・年金、健康保険関連の手続き

これらの業務の一部は、市役所だけでなく支所でも手続きができます。市役所か支所へ、30分以内で行ける場所に住むのがおすすめです。

住宅を購入する際の「周辺環境」
図書館の場所

他の公共施設と比べると優先度は落ちますが、大きな図書館が自宅近くにあると便利です。

図書館は本を借りるだけでなく、古い文献や過去の新聞・CDやDVDなど、さまざまなものを無料で利用できます。

社会人になって資格取得を目指しているのであれば、無料で静かな環境で勉強できます。

これらの図書館サービスを活用すれば、本を購入する必要がなくなるだけでなく、勉強のためにカフェに行く必要もありません。かなりのお金の節約になるでしょう。

子どもがいるのであれば、毎週異なる絵本を借りて読み聞かせれば、情緒豊かな教育ができます。図書館の職員による朗読会など、良い環境で子育てできるのもメリットの一つです。

住宅を購入する際の「周辺環境」
交通の便

交通の便は、都市部と地方で必要な要素が異なります。電車やバスなどの公共交通機関・道路事情・タクシーなどカテゴリに分けて解説します。

電車・バス

東京や大阪などの都市部では、電車やバスなどの公共交通機関を中心にチェックしましょう。

毎日の通勤で使用する電車やバスは、駅までの距離が遠いと苦痛に感じるものです。

総務省統計局が発表した「令和3年社会生活基本調査」によると、全国の平均通勤・通学時間は1時間19分でした。

関東は通勤・通学時間が長くなる傾向にあり、神奈川県は1時間40分で全国1位、東京都と千葉県は1時間35分で全国2位という結果です。

駅近の物件は金額も高くなるため、予算的に購入が難しいケースもあります。平均通勤・通学時間と比べて長くなり過ぎないように、駅までの距離を決めるのがおすすめです。

住宅を購入する際の「周辺環境」
道路

地方都市であれば車での移動が一般的なので、幹線道路へのアクセスが良い住宅は移動が楽になります。

ただし、幹線道路沿いだと、トラックが走行した際の振動や、救急車やパトカーなどのサイレンの音が気になる人もいます。

車両の走行による騒音に悩まされないように、周辺の道路の交通量を調査しておくといいでしょう。

タクシー

電車やバスなどの公共交通機関が乏しく、車も運転しない人は、配車してくれるタクシー会社があるかチェックしましょう。

妊婦がいる場合は、マタニティタクシー(陣痛タクシー)のサービスを行っているかの確認も必要です。

高齢者がいるのであれば、介護タクシーのサービスを行う会社も近くにあると安心です。

子どもがいる方は子育てに適している環境かも重要

子どもがいる方にとっては、子育てがしやすい環境であるかは重要なな判断材料です。

自宅を住み替える目的を調査すると、必ず子育ての環境を整えるためがランクインするほどです。特に子供が小さい時は、徒歩圏内に公園があるのか、自転車やストライダーなどを走らせられる広場などはあるかなど外遊びも考慮してあげるとよいかもしれません。

ではどのようなポイントで、子育てしやすい環境なのかを判断すれば良いのでしょうか。具体的なポイントをあげていきましょう。

住宅を購入する際の「周辺環境」
自治体webサイトで、待機児童数を調べてみる

子育てしやすい環境なのか確認するには、まず待機児童を調べましょう。

夫婦共働きが一般的になった現代では、子どもを保育園に通わせられない場合は、どちらかが退職を余儀なくされるケースもあります。

待機児童の数は自治体により異なり、都市部では待機児童が多く、郊外では少ない傾向にあります。

自宅の近くの保育園に通わせられないと、毎日遠くの保育園への送り迎えが発生して、仕事に支障が出る可能性もあります。

待機児童の数は自治体のホームページで確認できるので、子育て世代の方は必ず確認してください。

子育て支援制度について調べる

子育て支援制度も自治体により異なります。

子どもの医療費を助成する制度はどの自治体にもありますが、病院で支払う金額が0円や100円・500円など、金額はバラつきがあります。

また、助成の対象を中学3年生までとする自治体が一般的ですが、高校3年生までとするケースもあります。

出費がかさむ時期に医療費を削減すれば、家計にも余裕ができます。

子供に必要な医療機関を調べる

都市計画で新しくできた街は、商業施設が充実していても、子どもに必要な小児科や皮膚科などが近くに無いことも多いです。

特に乳幼児がいる場合は、病院やクリニックに通う回数が多くなります。車でないといけない場所や数駅移動しないと医療機関がない場合などもあります。

小児科や耳鼻科だと混雑も予想されたり、予防接種の時期になるとワクチン不足などで待たされたりする場合もあります。

近所に必要な医療機関が複数あるか必ず確認すると安心でしょう。

住宅を購入する際の「周辺環境」
地域のコミュニティや自治体の都市計画など

都会では地域のコミュニティが希薄になっているケースが多いですが、地方では数多く存在している地域があります。

例えば、子ども会は地域の子どもを、遊びを中心とした活動を通して、健全な成長を促すための会です。活動は多岐に渡り、ラジオ体操やサッカーなどのスポーツ関連・七夕会・夏祭り・かるた大会などがあります。

親が活動を補助するため、仕事などで忙しい人には負担となりますが、子どもの成長や友達作りにも役立ちます。

消防団が盛んな地域では、月1回程度の訓練を行っているケースがあります。

働いている人は、貴重な休みが1日減るのは厳しいと感じる方も多いです。ただ、地域の人と仲良くなりやすく、団結を強められるメリットもあります。

このような、地域コミュニティに参加したくない人は、事前に活動が少ない地域かどうかを調べておきましょう。

自治体は整備された都市を作るために、都市計画に基づいて開発します。

都市計画によっては、自分の所有している土地に建築できる建物に制限が加えられることもあります。

自治体が公表している都市計画図を活用すれば、自分の土地や周辺の地域がどのような計画になっているか確認できます。

将来的に住宅の周辺がどのように変化していくか予想できるため、購入前に必ずチェックしておきましょう。

住宅を購入する際の「周辺環境」
昼夜の違いもチェックする

周辺の環境をチェックする際に忘れがちなのが、時間帯により環境は異なる点です。

周辺環境の調査は、昼間に行うことが多いですが、夜の環境もチェックしましょう。

昼間は静かな環境だと思ったら、居酒屋やカラオケなど夜間に賑わう店舗があり、落ち着いて過ごせないこともあります。

夜間の周辺環境チェックでは、家から最寄り駅や学校までの街灯をチェックすることも大切です。

街灯が少なくて薄暗い道は、犯罪を誘発する危険性があります。

大規模な公園があり、若者が集まりやすい場所は、治安が悪い可能性があるため、女性一人で歩くのを避けた方がいいでしょう。実際に歩いてみて、危険や不安があるかを確認すると安心です。

夜間だけチェックしてしまうと、昼間に稼働している工場の騒音などを把握できません。昼間だけ交通量の多い道路もあります。昼間と夜間では環境がまったく異なるので、必ず両方の時間帯をチェックしてください。

住宅を購入する際の「周辺環境」

また、平日と休日の調査をすることも大切です。

休日は人通りが少なく閑静な住宅街だと思っても、平日は通学路になっていて児童や生徒の声が賑やかだったということもあります。

昼と夜、平日と休日の計4回は、住宅周辺の環境をチェックするのがおすすめです。4回も足を運ぶのは面倒に感じるかもしれませんが、一度購入すると引っ越しするのは難しいものです。

住宅購入で失敗しないためにも、入念に周辺環境を調査するようにしましょう。

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