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建売住宅に限らず、住んでみてから気づくことの一つに「自転車置き場がない!」といった点があります。
駐車場は意識するものの、意外と場所をとる自転車を止める場所については忘れがちです。
自転車は玄関前においたり、自転車用の雨よけカバーをかけたりなどの対策はできますが、自転車本体の劣化や盗難などの可能性も高まります。
本記事では、建売住宅を購入した際に自転車置き場がない場合の対策と注意点などを詳しく解説します。
建売住宅に限らず、自転車置き場のない集合住宅などにお住まいの方も含めて、ぜひ参考にしてください。
自転車を自宅の外で保管する場合、さまざまなリスクがともないます。
外での自転車保管がもたらすリスクとその解決策についてみていきましょう。
外に自転車を放置すると、盗難の危険性が高まります。
とくに建売住宅などの戸建で自転車置き場が確保されていない場合、玄関先や玄関スロープなどのスペースに置くことが多いでしょう。
自転車にはさまざまなタイプがあり、近年の健康志向の高まりから人気のロードバイクタイプ、さらには子乗せ電動自転車など、高額な自転車も多く存在します。
玄関先などに置く場合、自然と自転車は見知らぬ人々の目に触れることになり、悪意のある者によって盗まれるリスクが高まります。
施錠は基本ですが、それだけでは完全な安全は確保できません。防犯登録や防犯カメラの設置も検討するとよいでしょう。
自転車を外に保管することで、雨風や直射日光に晒され、サビや塗装の剥がれ、タイヤの劣化などが進むことがあります。
とくに日本は、梅雨の長雨や冬季の雪によるダメージが大きいです。また、紫外線は自転車の色あせやプラスチック部分の劣化を引き起こします。これらの劣化が進むと、自転車の性能低下はもちろん、安全性への影響も懸念されます。
外気から守られている自転車置き場に置いた場合と比較すると、劣化が早まる可能性があるでしょう。
住み始めた後に自転車置き場がないと気づいた場合、さまざまな方法で対応することができます。既にある玄関先への収納など、7つの具体的なポイントをご紹介します。
玄関近くのスペースがある場合は、自転車保管に使いましょう。防犯の観点からも、自宅建物の近くがベストです。注意点としては、出入りの際に邪魔にならないよう、自転車の配置に工夫が必要です。計測するだけでなく、実際に自転車を置いてみるとよいでしょう。出かける際は、バックやその他の荷物、コートなどを着用しているため、実際にでかける服装と持ち物で自転車が配置できるか検証してみましょう。
自転車を置くスペースが確保できた場合、自転車スペースにマットを敷くのがおすすめです。出かけたあとのタイヤやスタンドは汚れていることも多く、長時間同じ場所に置いていると、床が汚れることがあります。床の素材に応じてマットなどの設置を検討しましょう。
スペースが狭い場合、折りたたみ自転車にすると、さらにスペースの節約になります。
物置や倉庫は、施錠可能で安全性が高い保管場所です。
しかし、通気性が悪い場合があるため、湿気対策に注意しましょう。除湿剤の利用や定期的な換気を心がけましょう。
また、直置き式の自転車用のラックやホルダーを設置することできれいに収納できます。
室内保管は、自転車にとって最も安全な方法です。
壁掛けラックや、省スペースに配慮された自転車スタンドを利用すれば、場所を取らずに収納できます。昨今では、自転車をリビングにディスプレイのように配置できる収納も存在します。とくに軽量タイプのロードバイクやスポーツバイクなどは室内保管する方も多いでしょう。
ただし、室内に運ぶ際は、泥や水滴に注意して、床や壁を汚さないよう注意が必要です。
軒下とは建物から屋根のように飛び出している部分で、玄関先に軒下がある場合は雨風から守られ、自転車保管に最適です。多少の雨であれば自転車が濡れる心配もありません。とくに何も設置する必要もないので、コストをかけずに保管できることが一番のメリットです。
しかし、軒下に横壁がなかったり、軒下の長さが短かったりする場合は雨風が吹き込む場合があります。
万が一、軒がない場合は、テラス屋根などを設置することもできますし、スペースがあればサイクルポートなどの設置も検討しましょう。
サイクルポートは、自転車を雨風から守る屋根のようなものです。外構工事と一緒に設置を依頼することが一般的で、スペースとコストが必要です。
サイクルポートに、サイクルスタンドを併設することで自転車が倒れにくくなります。
さらに、施錠ポイントが増えるため、防犯にも効果的です。設置場所やスタンドのタイプ選びが重要で、使用頻度や自転車のサイズに合わせて設置を検討しましょう。
建売住宅では難しいかもしれませんが、注文住宅などで設計から相談ができて、自転車保管場所のスペースが確保できる場合は、屋根や庇の設置も検討しましょう。
長期的に考え、自転車の台数や子供の成長を見据えて検討しましょう。
設置する際には、屋根材の耐久性やデザイン、設置場所の確認が重要です。適切な位置に設置することで、雨風からしっかりと保護できます。
レンタル倉庫は、月額料金がかかりますが、安全性と利便性は高いです。近隣にレンタル倉庫があり、週末や連休にしか自転車を利用しないような方は選択肢の一つとして検討してみましょう。
また契約前に利用規約を確認し、自転車保管が許可されているか確認が必要です。また、24時間アクセス可能な倉庫を選ぶと、利便性が向上します。
自転車置き場にもさまざまな対処法があることがわかりました。
次は、自転車置き場が確保できた後、自転車の劣化や整理整頓の面で意識したいポイントをご紹介します。
自転車置き場が決まり、軒下やサイクルポート、玄関先などに置く場合、自転車の劣化や防犯対策も気になるところです。どのような対策ができるのか2つの観点からみていきましょう。
自転車にカバーを掛けることで、雨風や直射日光から保護できます。
自転車カバーを選ぶ場合、さまざまなタイプがあるため、素材と形状を確認するとよいでしょう。
素材では、防水・UVカット加工されたカバーを選ぶと、雨風や紫外線から守られるため、サビや塗装の剥がれを防ぎます。
形状もさまざまで、ただ被せるタイプのものや、前後をゴムで自転車本体にくくりつけるタイプ、さらには鍵穴付きのものもあります。鍵穴付きタイプは盗難対策にも効果的です。
カバーは風で飛ばないよう固定することを意識し、定期的なカバーの清掃や交換も忘れないようにしましょう。
サイクルスタンドは、止めやすく自転車が倒れにくくなり、見た目も整然と並べられます。さらに施錠ポイントが増えるため、スタンドと自転車をロックをするとより防犯ポイントがふえるためおすすめです。
スタンドの設置は、地面の平坦さや固さも考慮する必要がありますので、選定と設置には注意が必要です。設置場所に応じて、置き型のタイプや地面に固定するタイプが存在します。使用頻度や自転車のサイズに合わせて選ぶとよいでしょう。
またサイクルスタンドには、複数の自転車を固定できるものもありますので、家族の数や来客用に合わせてサイズを選ぶことができます。
では次に自転車の保管場所を検討する際の、注意点をまとめていきます。自転車置き場作りにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
建売住宅などの戸建で自転車置き場を決める場合、防犯などの観点で注意が必要です。さらに雨風や日光などの自然環境の影響も考慮すると良いでしょう。では具体的に解説します。
自転車の保管において、盗難防止の観点は重要です。
人目が通る場所や、照明のある場所を選ぶと、盗難リスクが軽減します。さらに、堅固なロックを使用し、出来るだけフレームにかけることで、盗難を防ぐことができます。
また、防犯カメラの設置や、近隣住民とのコミュニケーションも防犯に繋がります。セキュリティ意識を高め、常に周囲の状況に注意を払うことで、より安全な保管が可能です。
自転車の材質は、雨風や直射日光に弱いため、これらの要素から守ることが大切です。
とくに、雨や湿気はサビの原因となり、直射日光は塗装の劣化やタイヤの劣化を招きます。屋根がある場所や、カバーを利用することで、これらの影響を軽減できます。
自転車を頻繁に使用する方は、出し入れがしやすい場所に保管することが重要です。
毎日利用する場合は、階段や段差が少ない場所があると理想的でしょう。自転車を買い物などに利用する方は、とくに自転車の出し入れがスムーズにできるかを事前に確認しておくとよいでしょう。
建売住宅の場所に隣接した住宅がある場合は、近隣の方々との協調も意識するとよいでしょう。たとえば、敷地が隣接していて止める場所の先にお隣の窓があったり、ドアがあったりなどする場合、サイクルポートなどを設置する場合など、コミュニケーションをとっておくとよいでしょう。トラブルを未然に防ぐことができます。
建売住宅を購入する際、自転車の利用頻度を考慮しておきましょう。例えば、毎日利用する場合は出し入れのしやすさに重点を、週末しか利用しないのであれば、倉庫や室内など劣化に重点を置いて検討するとよいでしょう。
また利用期間についても確認が大切です。
例えば、お子さんの人数にも影響し、成長に応じて自転車を保管期間が異なります。必要な収納スペースや保管場所の確保が可能となります。
お子さんがお2人で年が離れている場合は、長期間保管が必要になりますし、その分台数も多く見積もる必要があります。子どもが成長するにつれて自転車のサイズが変わることも考慮し、将来的なスペースの確保も視野に入れると良いでしょう。
住宅選びでは、周辺の公共交通機関のアクセスも重要なポイントです。
最寄り駅までの距離が遠い場合、駅まで毎日自転車を利用する方も多くいます。
また、雨の日など自転車が利用しにくい天候などの際、公共交通機関の代替手段があるか事前に確認しておくとよいでしょう。
公共交通機関の利便性が高い場所は、将来的な住宅価値の向上や、生活利便性の向上にも繋がりますので、購入前のしっかりとしたリサーチが不可欠です。
建売住宅を購入する際、玄関に収納スペースがあるか確認することで、日常の出入りがスムーズになります。
とくに、自転車を利用する家庭では、収納スペースが確保されていると、雨天時や泥の付着を気にせずに済みます。
また、収納スペースがあると、他の荷物や靴なども整理整頓しやすくなり、生活全体の利便性が向上します。自転車だけでなく、アウトドア用品や工具なども収納できるスペースがあると便利です。
建売住宅を購入した際に、自転車置き場がない場合の対処法をご紹介してきました。
軒下や玄関先など、もともとあるスペースに自転車保管スペースを作るケースと、別途サイクルポートなどを設置する対処法がありました。
また、雨風での劣化についても、自転車カバーを利用することで、少しでも劣化を防ぐことができます。
そしてライフスタイルや家族構成なども自転車置き場を検討する際には注意すべきポイントだということがわかりました。
建売住宅を購入して、自転車置き場がないといった方に向けてこちらの記事が参考になれば幸いです。
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